ビットコインの半減期

ビットコインの半減期

ビットコインは常に価格が上昇し続けるわけではありません。現在は米ドルとの直接取引が行われているため需要と供給によって価値が変動しますが、それ以外にも価値が大きく減少する可能性がある事象が起こります。それが半減期です。
半減期とは、ビットコインのマイニングによって得られる報酬がその名の通り半減することです。およそ4年に1度のタイミングで行われ、直近では2016年の7月に実施されています。このときは報酬として支払われる25ビットコインが12.5ビットコインになりました。これは、ビットコインが必要以上に出回ってインフレを引き起こすことを防止するための取り組みです。ビットコインを得るための手段であるマイニングの報酬が半減したということは供給が減ったということであり、取引所において価格上昇が起こると予想されていました。しかし、実際は大きな変動は起こらず、わずかな変動にとどまっています。これは、半減期が起こることは事前に分かっていて市場が織り込み済みだったためです。
この織り込み済みという状態は株式市場において用いられる現象であり、ビットコイン市場でも発生したことでビットコインの市場取引が成熟してきていることの証でもあると言えます。

ブロックチェーン業界と価格

ビットコインの根幹はブロックチェーン技術です。ブロックチェーンは仮想通貨にとどまらず様々な分野で応用が可能だとされている技術であり、この技術を用いる企業を表す言葉としてブロックチェーン業界という言葉が使われています。
諸外国では電力を計測するスマートメーターや企業の株式公開、さらには個人間の国際送金にも利用される動きがあります。日本でもメガバンクが自ら仮想通貨を発行し、ブロックチェーン技術を決済や送金に利用することを計画しています。
これからブロックチェーン業界が盛り上がれば、その盛り上がりに応じてビットコイン価格も上昇することが予想されます。現在は発行枚数が上限に近づいているためマイニングによってビットコインを入手することは簡単ではありません。しかし、取引所で売買を行うことでビットコインを入手することが可能です。
ビットコインの取引というと、買ったそばから売却して利益のさや取りをするというイメージがありますが、買い注文を入れて目標価格でビットコインを入手し、将来の価値上昇を期待して保有し続ける本来の意味での投資も行うことができます。
現在、取引所におけるビットコインの売買はレートの変動が激しくなっています。ブロックチェーン業界の情報をチェックし、長期的な視野でビットコインを保有することがおすすめです。